ハイスループット自動細胞カウンターCellaca MX

3分以内で24サンプルをカウント可能

以下の機能とCellaca MXを統合することでワークフローが合理化され、より効率的になります。

一度に測定できるサンプル数

専用プレートを使用し最大24サンプルを測定できます。

サンプル量は少量でOK

たった25 µlの細胞懸濁液で測定できます。

オートフォーカス

分析前にオートフォーカスで素早くピントを合わせられます。

細胞ベースのアッセイ

シングルセルレベルでのデータ出力により、アポトーシス、細胞周期、タンパク質発現(GFP, RFP)、活性酸素等の細胞を用いたアッセイを可能にします。

複数の構成

蛍光のフィルターを最大5色まで搭載、購入後に追加することもできます。

オートメーション化

オプションのAPIを用いロボットによるオートメーション化が可能です。

カスタマイズ可能なレポート機能

グラフ、画像、チャート、表を追加できます。

21 CFR Part 11 対応

オプションのモジュールで監査証跡、ユーザーアクセス制御、電子署名に対応できます。

実験デザインを制限する必要はありません

24サンプルを3分以内で測定できます!一つ一つのスライドをセットし直したり、小ロットのカウンターでカウントが終わるのを待つ必要はもうありません。Cellaca MX ハイスループット自動セルカウンターを使用すれば、カウントできるサンプル数に制限されることなく、迅速かつ正確に実験を行うことができます。

複数の蛍光フィルターオプションにより、細胞ベースのアッセイを数分で実行することができます。セルフィットネスパネルでは、以下の細胞ヘルスパラメータを素早くチェックすることができます。

  • 生細胞率
  • 活力
  • アポトーシス
  • 活性酸素 (ROS)

“使い勝手の良さと高速でハイスループットな機能により、Cellaca MX は間違いなく市場で最高のセルカウンターであり、過去 10 年間使用してきた Beckman Vi-Cell よりも優れています。”

– Jasmine Ta, Eli Lilly

プリセットのAssay設定とCell Typeパラメータ

Cellaca MXでは、独自のアッセイを構築することも、ソフトウェアにプリセットされている多くのアッセイの中から選択することもできます。さらに、最適化された設定でプリセットされた200以上のセルタイプがあります。メニューからご希望のアッセイとセルタイプを選択するだけで、カウントの準備が完了します。

“複数人で1~2時間かかっていた作業が、今では1人で作業でき、時間も大幅に短縮されました。私たちの研究室では、本当に画期的な変化をもたらしてくれました。”

– Keith Kauffman, NIH/NIAID

イメージングと解析を同時に行うことで時間を節約

Figure 1. 青色のウェルはカウント・解析済みです。緑のウェルは解析中です。オレンジ色のウェルは次に解析が行われることを示しています。ウェルA1が選択され、AO/PI画像が画面に表示されます(AOは緑、PIは赤)。レポートには、ウェルA1についてカウントされた生細胞数、死細胞数、総細胞数が表示されています。

最初のウェルのデータが取得されたら、すぐに画像とデータを見ることができます。結果の評価をするのに、全サンプルの分析が終わるまで待つ必要はありません。回答は数分ではなく数秒で得られます。

ロボットによるオートメーション化を追加することで、生産性をさらに向上させることができます。

信頼できる正確な結果

Figure 2. ビーズのチューブ3本に対して総数18枚の Cellaca専用プレート (432 測定)を用いカウントを行いました。平均CVは4%未満でした。

Cellaca MX は、高精度な結果を保証するために、厳格なテストと検証を受けています。血球計算盤を用いた手動カウントやCellometer自動カウントとを比較しても、Cellaca MXは非常に正確な装置であることが証明されています。さらに、Cellaca MX は、細胞数が測定範囲外(サンプル中の細胞数が少なすぎる、または多すぎる)になった場合にオペレータに警告を発し、どれくらいの量の細胞サンプルを濃縮または希釈するかといった提案を行います。

血球計算盤による計測と高い相関関係

この研究では、5 µmポリスチレンビーズのチューブ3本を、~ 2 x 106ビーズ/mLの濃度に希釈しました。各チューブ内の濃度を決定するために、各チューブについて40回、血球計算盤でのカウントを行いました。次に、同じセットのチューブ内の濃度を測定するためにCellaca MX を使用しました。結果、血球計算盤とCellaca MXでカウントしたビーズのカウントとの間に非常に密接な相関関係を示しました。

  血球計 CV Cellaca CV 血球計平均 Cellaca 平均 %差
Tube 1 4.46% 3.69% 2.03E+06 2.00E+06 1.20%
Tube 2 4.33% 3.64% 2.21E+06 2.16E+06 2.35%
Tube 3 4.28% 3.94% 2.10E+06 2.11E+06 0.71%

Table 1. Cellaca MXと血球計算盤のビーズカウントとの間で測定した濃度差は0.7〜2.3%でした。

プレート間での測定値のばらつきが少ない

Figure 3. トリパンブルーで染色したCHO細胞を、合計83枚の 24ウェルプレート(1,992サンプル)を用い、4つの独立した実験で6%未満のCVを有することが示されました。

Cellaca MXプレートは、厳密な基準に基づいて米国で製造されています。これにより、Cellacaプレートの製造ロット間において信頼できる正確な細胞数を保証します。

トリパンブルーを用いて〜2×106細胞/mLのCHO細胞1,992サンプル(83プレート)を複数のユーザーが複数週間にわたって個別に測定した研究では、CVは6%未満となりました(Figure 3)。全83プレートの累積計数時間は70分でした。

“このセルカウンターをテストし、他の計数方法と比較した結果、Cellaca MXはよりタイトで正確なカウントを行い、時間を節約できることがわかりました。”

– Kimberly Sandy, Pfizer

蛍光を用いた一貫した生存率測定

夾雑物の多いサンプルを蛍光でより正確にカウント! Cellaca MX 2FL および 5FL モデルでは、蛍光核染色を使用して赤血球、血小板、デブリをカウントから除外することができます。アクリジンオレンジ(AO)とヨウ化プロピジウム(PI)は、PBMCs、患者サンプル、腫瘍から単離した細胞、デブリの多いサンプルなどの有核細胞のカウントに最適です。

プライマリー細胞で蛍光によるカウントをする利点

Figure 4. 明視野画像(上図、左)では、複数の赤血球が表示されています。核染色色素で染色された細胞を検出する蛍光画像(上、右)では赤血球は見えません。

Figure 4.の蛍光画像(右)は、プライマリー細胞の蛍光カウントの利点を示しています。明視野画像は、サンプル中に存在する有核細胞、赤血球、血小板の組み合わせを示しています。生きたおよび死んだ有核細胞だけが可視化され、緑と赤の蛍光チャンネルでカウントされます。

凝集細胞をデクラスターアルゴリズムでカウント

Figure 5. 上図は、Cellaca MX上でトリパンブルーを用いてカウントした細胞を示しています。このソフトウェアは、個々の生細胞(緑色のアウトライン)とトリパンブルー陽性の死細胞(赤色)を自動的にデクラスタ化してカウントします。

デクラスタリングの設定を適用して、サンプル中の各細胞を識別し、個別にカウントすることで、非常に正確なカウントを得ることができます。

カスタマイズ可能なレポート機能

レポートをCSV、Excel、Word、またはPDFファイルとしてエクスポートできます。デフォルトのレポートを使用するか、実行したアッセイに含まれるデータや画像に基づいてカスタマイズすることができます。様々なパラメータの統計分析を含めることができます。(ExcelおよびWordファイルでエクスポートする場合にはMicrosoft Officeが別途必要です)

21 CFR Part 11対応(別売モジュール)

21 CFR Part 11 の FDA 要件を満たすために、オプションのモジュールを購入することができます。追加モジュールには以下の機能が付いています。

Figure 6. 21 CFR Part 11 モジュールでは、ユーザーに異なる役割を割り当てることができます。結果に電子署名を入れることができます。

  • パスワード付きのユーザーログイン
  • ユーザーへの権限割り当て
  • 監査証跡
  • エラーログファイル
  • 電子署名

Cellaca MXで使えるCell Fitness Panel

サンプルの適合性を示すパラメータは数多くありますが、下記生存率からアポトーシス後期までのパラメータが1つのキットにまとめられたのは今回が初めてで、目的のサンプルをよりよく調べることができます。この個別のテストにより、サンプルの品質について潜在的な知見が得られます。これらのテストは、Cellaca MX FL2 または FL5 で実行することができます。

Cell Fitness Panelには以下のテストが含まれています。

生存率 – AO/PI (アクリジンオレンジとプロピディウムイオダイド)

AO/PIを使用することで、単核細胞の同定、列挙が可能になり、RBC溶解ステップなしでカウントされたサンプルの細胞生存率を算出できます。

活力/酵素活性–Calcein AM/PI

非蛍光カルセインAMから緑色蛍光カルセインへの変換を見ることで、特定の集団の中で代謝的に活性な生細胞と非活性細胞の両方の数と濃度を測定することができます。

活性酸素種– Total ROS

活性酸素種(ROS)は、通常の代謝の天然の副産物ですが、酸化ストレスに関連したイベントの間、活性酸素の蓄積は細胞構造に重大な損傷をもたらす可能性があります。活性酸素が陽性である培養は、アポトーシスおよび細胞死につながる可能性のある不健康な培養条件のシグナルとなり得ます。

アポトーシス中期 – Annexin V/PI

サンプル中の生細胞、アポトーシス細胞、壊死細胞の割合を測定するための機能的アッセイの実施に関心のある研究者が一般的に行うアッセイです。不健康な細胞集団の初期の指標となることがあります。

アポトーシス後期– Caspase 3/7

初期または中期のアポトーシス細胞は回復したり、後期のアポトーシスに進行したりすることがあります。カスパーゼ3/7陽性細胞が多い細胞培養では、問題が発生している可能性があります。このアッセイでは、実行型カスパーゼは明るい核シグナルとして検出されます。

仕様

Cellaca MXには様々な構成が用意されています。Cellaca MX BFおよびFL2は蛍光モジュールの追加によるアップグレードが可能です。それにより実験の幅を広げることができ、細胞の状態についてより深い洞察を素早く得ることができます。

Cellaca MX BF Cellaca MX FL2 Cellaca MX FL5
チャネル 明視野 明視野、Green、Red 明視野、Blue、Green、
Red、Far Red
チャネル数 1 4 14
LED励起光 なし 470、527nm 365、470、527、620nm
蛍光フィルター なし 534、655nm 452、534、605、655、692nm
主な色素 トリパンブルー トリパンブルー, AO/PI, Calcein AM, Annexin V, Caspase 3/7 トリパンブルー, AO/PI, Hoechst, DAPI, GFP, RFP, CMFDA, Calcein AM, 7AAD, Annexin V
測定時間
(24サンプル/プレート)
48秒 トリパンブルー:48 秒
蛍光:3分未満
必要サンプル量/ウェル 25 µL – 100 µL 細胞懸濁液
50 µL – 200 µL総容量
細胞サイズの測定範囲 5 – 80 µm
測定濃度範囲 1×105 – 1×107
蛍光機種へのアップグレード 可能 可能 (色数追加) なし
IQ/OQ対応(別売) 可能
21 CFR Part 11対応(別売) 可能
オートメーション対応(別売) 可能
OS Windows 10
寸法 33cm x 33cm x 41cm
重量 18kg 19kg

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